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旅行と映画とマラソンと美味しい食事とお酒が大好きな夫婦の旅日記

パリ/サンセバスチャン旅行記11 サンセバ編⑤ 魚好きなら絶対に訪れるべきレストラン!

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サンセバスチャン3日目は、ちょっと遠出して、同じバスク地方の”ゲタリア”という町までバスでランチを食べに行きます!

お目当ては、「Elkano」というミシュラン一つ星のレストラン。 いつも書籍やSNSをチェックしている本田直之さんが「人生で一度は訪れるべきレストラン」と言っているのを見て、この機会に行くことにします。

 

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今朝は散歩にします。カフェラテを買って、海岸沿いをのんびり散歩。サンセバスチャンは昼間に晴れていても、朝は曇ることが多いですが、その曇った、まだ街全体が起きていない感じの雰囲気もなんとも趣があって好きです。

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ヨットハーバーエリアで、クルーズ船が1日に何本か出ていることを発見!今日はランチで少し遠出するので、夕方戻ってきた時に、20時〜の最終便に乗ることを計画しました。

散策していてこういうの見つけると嬉しいですね!海の上からサンセバの街を見られるなんて、楽しみです!

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この辺りは、クルーズ船乗り場がありながら、何とも地元感というか下町感も強いです。幼稚園があったり、昼間は子供たちもたくさんいるエリア。

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地図でいうと、このあたりです。このあたりの素朴な雰囲気も良いですね。

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先端部分には水族館もあります。サンセバスチャンは、大人にとっても最高のリゾートですし、年を取っても一生楽しめる街だと思いますが、ファミリーも多く子供がいても楽しめる場所だなと思います。

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海岸線をぐるりと回って、橋を渡ってスリオラビーチの方へ。

一気にヨーロッパの歴史的な雰囲気の街並みに。サンセバスチャンの魅力の一つは、このように少し歩くとまた雰囲気が変わって、それぞれがコンパクトなエリアに凝縮しながら融合しているところです。全部好き!です。ホント。

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スリオラビーチはサーフィンのメッカで、サーフショップなどもたくさんあります。サーファーもたくさんいましたが、さほど波が高いわけではなかったです。

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地図でいうと、こちらです。こっちエリアにも素敵なバルが多いようで、昨年一つ”Bar Bergara"には行きましたが、今年はこの橋を渡ったエリアで食事できる余地がなかったです。(昨年の様子はこちら

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サンセバスチャンが大好き過ぎる私たち夫婦ですが、サンセバの大好きポイントを更にもう一つ。とにかく街がキレイ。ゴミが落ちていたり、「汚いな」と思うことがまずありません。

それは、このように朝早くから水を撒く車を歩道にも走らせてキレイにしたり、

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車が入れないところには、水を撒く人がいたり、

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 ビーチを整備していたり、街を大切にしている姿勢がとにかく徹底されているのです。

凄いよ、サンセバスチャン! ますます好きになっちゃいます!

世界中から注目されて人気が高まっていても浮ついていない、そんな感じ!

 

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さて、朝の散歩を終えて着替えて"ゲタリア”の街までバスで行きます。

サンセバスチャンからは色々な場所へバスが出ており、バス停も街の色々なところに点在しているのですが、Google mapに聞けば全てバッチリですね。バス代は一人2.4ユーロでバスの中で払えます。

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地図でいうと、フランス側とは逆方面の、海沿いの町。

バスはかなりのスピードでビュンビュン飛ばしていきます。

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途中は、緑の美しい道を通っていきます。ゲタリアまではバスで約30〜40分かかります。

降りる場所を間違えると大変なので、Google mapで位置を確認しながら行きました。電光掲示板みたいなのも車内にあった気がします。

こんな感じで海ギリギリを走るようになったらもうすぐです!

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着きましたー!! サンセバスチャンとはまた違った可愛らしい町並み。

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バス停の所が観光案内所になっていて、ゲタリアの歴史に関する展示などもありました。

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 ここが町の最もメインとなる場所のようです。とてものどかです。

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町の中に突如長く続くエスカレーターが。レストラン予約の時間まで余裕があったので、昇ってみましょう。

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エスカレーターの次はエレベーターがあり、上がってみると海まで一望できました。

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赤い屋根の建物が続き、かわいい小さな町です。

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真下に見える不思議な建物は、ゲタリア出身のデザイナー、バレンシアガのミュージアムです。

時間になったので、レストランElkanoへ!

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バス停のある広場のY字路にあるこの建物がElkanoです。

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珍しくGoogle mapに少しズレがありました。私たちは、「あれ?」となりましたが、ぐるりと見渡すと、写真のとおりの外観が見えたのですぐにわかりましたが。

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お店の入り口には、お魚の焼き場があります。お店のお魚への、焼き加減への意気込みが感じられます。裏場ではなく、一番のエントランス部分に位置付けているなんて。

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この焼き方をこのお店Elkanoが考案して、今ではゲタリアのお店ではどこでもこの焼き方をしているそう。

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店内はシンプルで温かみのある内装。ところどころにイカリや船の舵などのモチーフのディスプレイがあり、ヨーロッパの田舎の港街、っていう雰囲気がステキです。

13時のランチ予約で、まだお客さんは少しですね。

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 シンプルなテーブルセッティング。とても好感が持てます。

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メニューは、事前に色々ブログなどで調べて、食べるべきものを決めていましたが、一応メニューをチェック!

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 英語のメニューを手渡してくれました。

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まずは、「ココチャを三種類の調理法で」。ココチャというのはメルルーサや鱈の顎部分の肉のことだそう。日本では食べられない貴重なお魚の希少な部位。

 

そして、「チャングーロ」。チャングーロというのは蟹です。

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メインは、カレイ。「turbot」というそう。

他にもスープも欲しいけど、二人ではお腹いっぱいになってしまうので、この3品に。

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カレイの焼く前のものを持ってきてくれました。かなり大きい!変な例えですが、A4用紙がすっぽり入るくらい!

表面の艶も良いですね!

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飲み物は、ゲタリアはバスクの地酒チャコリの産地とのことで、もちろんチャコリ。

「好みは?」と聞かれ、いつものワインを頼むときのように、「樽くさくて、ハチミツみたいで、しっかり濃厚なもの」と伝えたら、「それはチャコリではない」と言われました。笑

 そりゃそうだ(笑)。チャコリは、軽いワイン。「チャコリの産地だからチャコリが飲みたい」と伝えて、「その中でもしっかりめを選ぶね」と言ってもらいました。

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あー、待ち遠しい! スタッフの人も皆ステキで、ちゃんとしたお店感を感じてて、期待が高まります!

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スターターとして、一口サイズのマグロのマリネ。美味しいっ!素材自体が良いのも伝わってきますし、手も込んでいることも伝わってきます。

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そして、ココチャ登場!

手前から、フライ、グリル、グリーンソース、とその順番に、カットせずに一口で食べてね、とのこと。

めちゃくちゃ美味しいっ!ふわふわなのに、ねっとり、脂も丁度良く乗っていて、フライのサクサク感は揚げたてならでは、ですし、グリルはシンプルなココチャ自体の味をストレートに、グリーンソースで柔らかさを楽しむ感じ。

一口で食べるべき理由は、結構ジューシーなので、カットしたら旨味が流れ出てしまうからなのでしょうね。

 

一匹につき、この部分一つしか取れないわけで、そして日本には入ってこないわけで、その貴重も相まってありがたく、美味しく食べました♪

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続いて、チャングーロ、蟹です!蟹の甲羅の中に蟹の身をほぐしてソースと絡まっています。それを取り分けてくれる美人スタッフ。

旦那さんが嬉しそうなのは、チャングーロが美味しそうだから、だけではなさそう(笑)。

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美味しそう!蟹の身たっぷり。味はしっかり目なんだけど、とんがったところの全くない、複雑でバランスの取れた味。

これまた、素材そのものの美味しさと、技術と手間がかけられた一皿。

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甲羅もそのままテーブルに飾って置いていってくれます。

そして、メインです!

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きました、カレイ!キレイな焼き色とツヤ感!

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それを手際良く部位に分けて取り分けてくれます。私達の席のすぐ後ろがその台があって、扱いの丁寧さ且つ速やかさに、つい見とれてしまいます。

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焼き加減が抜群で、水分量、脂量が申し分なく、そして、切り身の状態でなく丸ごと焼くあの焼き方だけに、全てが中に詰まってます!

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悶絶する旦那さん。一口ひとくちが、わかっていても、「美味しいーっ!」ってなります。

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チャコリが空いて、ワインにチェンジ。先ほどのリクエストに合わせて持ってきてくれましたが、これはなかなかパンチのある、、、ワインでした。

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私は途中でお腹いっぱい過ぎてギブアップ。旦那さんが責任持って平らげます。ゲタリアは魚の町だけど、日本は魚の国ですから、そこから来た者として、キレイに食べてお皿を戻しますよー。

 お腹いっぱい、と言いながら。

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デザートも美味しい、と事前に調べていたので、ミルフィーユを注文しちゃいました。

別腹、ですね、ホントに。そして頼んで良かった!このミルフィーユ絶品です!

パイはサクサク、クリームも濃厚なんだけどしつこくなく、固さも丁度良いです。

そして添えられているコーヒーのアイスも本当に美味しい!

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カプチーノもオシャレ。

伝統的な田舎らしい雰囲気も大事にしつつ、でも決して古臭くないのがこのお店の素晴らしいところ。

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 焼き菓子までばっちり濃厚クオリティでした!

以上のお料理にチャコリボトルで1本、ワイン1杯にカプチーノとダブルエスプレッソで、合わせて186ユーロでした。満足♪ 

 

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食事後は街をブラブラ。 

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サンセバスチャンの旧市街を、凄く小さくしたようなエリア。正面が教会という造りが同じです。

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街に溶け込む教会。ここで暮らす人の生活に根付いていることが感じられる雰囲気。

でありながら、やはり夏休みシーズンで、観光で来ている人もチラホラ。

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 派手さはなく、映画に出てくるような世界。

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教会すぐ横のトンネル。

街がこじんまりしつつも、何かワクワクする造りになってます。

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このトンネルを抜けると、、、

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奥に広がるのは、オシャレで賑やかなタベルナと港。

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 田舎町ののどかさと、その中でも洗練さも感じられるステキな町ですね。

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小さな港町。この少し階段を上がった小さな広場的なところで、15名くらいを集めて地元のガイド的な人が何やら説明してます。

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 この銅像のことで、きっとこれはゲタリア出身の探検家、ファン・セバスチャン・エルカノでしょう。エルカノは、地元で有名な船乗りで1519年にマゼランの大航海に参加し、マゼランの死後は指揮をとり、22年に世界一周を果たして帰還した英雄です。

先ほどのレストランはその英雄の名前をとった由緒正しいレストランということですね。

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昨年バルセロナに行った時も参考にした、CREA travererにも、レストランElkanoの記事が1ページに渡って掲載されています。

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 こちらを読んでいくと、期待も高まります!

そして、私達はうっかり忘れていて、後から猛烈に後悔しているのが、ゲタリアは、お魚の町、チャコリの町、であり、アンチョビの町でもあるということ。

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アンチョビを買うべきだったのに、このページをしっかり見てませんでした!(涙)

 MAISORという加工食品店は、店の裏ですぐ加工しているそうで、いつでも出来立てのアンチョビを試食させてくれて、「アンチョビの概念さえ変わる」、と書いてありました。

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そんな奥まで行かずに、「もう見どころはないねー帰ろう」と帰ってきてしまいました。。。くぅぅ。。日本からHPをチェックしていたらOnline shopとあったので「まさか!日本にも?」と思ったらやっぱりヨーロッパまでですね、そりゃそうだ。残念!

 

帰りのバスはかなり混んでました。

7月の水曜日の夕方。地元の人と観光客と混ざっている感じです。

 

サンセバスチャンに来たら、またゲタリアも来よう!と夫婦で決めました。

日帰りでちょっとランチを食べに行くという今回のスタイルはもちろん良いですし、バスクを巡る旅で、更に先に進むなら、一泊するのもステキそうです。サンセバスチャンよりもホテルもコスパ高いようなので、ワイナリーに面したステキなホテルなどにも憧れます!

 

今回は、サンセバスチャンに戻ってクルーズ船に乗ります!

その様子はこちら

makikosuwa.hatenadiary.jp

 

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<パリ/サンセバスチャン旅行記シリーズ>

パリ/サンセバスチャン旅行記1 計画編 どうやって行く? - KM delicious trip

パリ/サンセバスチャン旅行記2 準備編 事前予約すべきところはココ! - KM delicious trip

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